上付き・下付き文字の入力

化学式などで、上付き・下付きの文字を入力したいことがあります。
BarTenderの通常テキスト(シングルライン・パラグラフ)のフォント設定には上付き・下付きの設定がありませんが、次のいずれかの方法で利用することができます。

Unicode上付き・下付き文字を利用

日本語入力IMEから、数字、+、-、()、イコールの上付き・下付き文字を簡単に入力できます。
MSIME.png
Microsoft IME: 2や+を変換して入力できます。
Google日本語入力: うえつき/したつき で変換すると入力できます。

またはBarTenderのデータソース右の[Ω]ボタンから記号または特殊文字の挿入ダイアログを選び、
サブセット[Superscripits and Subscripts]
および [Latin-1 SuperScript] (上付き1,2,3のみ)
から入力できます。
画像の説明
SuperScriptSubScript.png

Excel、Access等のUnicode対応データベースや、Unicode形式で保存したテキスト(CSV)データベースからも直接入力することができます。
テキストデータベースを利用する場合は、データベース接続ウィザードのコードページでUnicode形式を選んでください。

上付き・下付き文字が適切に表示できないフォントもありますのでご注意ください。
メイリオ、游明朝、Calibri、Palatino Linotype等のフォントで利用できます。

ワードプロセッサオブジェクトを利用

Professional版以上で利用できるワードプロセッサオブジェクトを利用すると、文字種・フォントを問わず上付き・下付き文字にすることができます。
作成>テキスト>ワードプロセッサ から ワードプロセッサオブジェクトを作成し[ワードプロセッサ]ボタンから編集します。
画像の説明
編集後、右上の[×]マークで閉じ、[変更を保存しますか]ダイアログで[はい]を選んで適用します。
ワードプロセッサオブジェクトはテキストオブジェクトと印字方法が異なるため、印字結果は通常テキストと若干異なることがあります。

HTMLテキストを利用

Professional版以上で利用できるHTMLテキストを利用すると、データ内にタグ<sup>上付き文字</sup>、<sub>下付き文字</sub>を含むことで、上付き・下付き文字を表現できます。
作成>テキスト>HTML から マークアップ言語オブジェクトを作成し、データソースにHTMLを記述します。
HTMLテキストオブジェクトはテキストオブジェクトと印字方法が異なるため、印字結果は通常テキストと若干異なることがあります。



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