BarTender2016 簡易概要

BarTender2016ではグローバルな組織におけるラベル作成や自動発行の安全性、機密性、効率性などの向上を可能にします。製造、化学薬品、医療、飲食、航空宇宙、調剤、サプライ・チェーン、ロジスティクスなど様々な分野で、安定したラベル発行プロセスを提供できるソフトとしてBarTenderは数千の企業様から信頼を頂いております。
この度ご紹介するBarTender2016においても継続してデザイン、印刷、管理、運営をより簡単に確実に行うソフトとしてリリースいたします。

本書では、BarTender 2016の新機能の概要として、主な機能をご紹介してまいります。

64-bit BarTender Installation

以前のバージョンのBarTenderでは32-bitバージョンのアプリケーションとしてのみご提供しておりましたが、BarTender2016からは、すべてのエディションにおいて64-bitバージョンをご利用いただけるようになりました。

データ入力フォーム

データ入力フォームの向上に伴い、データ入力画面、クエリプロンプト、レコード選択画面などを1つのデータ入力画面内に配置することが可能になりました。 そのことにより1つのラベルファイル内に複数のデータ入力画面を作成することが可能となりました。また、新しいデータ入力コントロールが複数追加されています。

BarTender Integration Builder

Commander機能はBarTenderインテグレーションビルダーに統合されました。この新しいアプリケーションは、簡単かつ、直感的に操作ができるようにデザインされており、以前まで使用していたCommanderをより高度にカスタマイズできるような仕様になっております。この機能の充実により多くの企業営業活動において、シームレスにBarTenderと接続し印刷することが可能となりました。

BarTender Print Portal

BarTender Web Server機能は、Bartenderプリントポータルに統合されました。
直観的な操作が可能で、ほぼ全てのブラウザに対応しております。タブレットやスマートフォンからクラウドを利用した印刷システムの構築が可能となりました。

その他のアップグレード

操作性とパフォーマンスが向上されました。

データベース接続の向上

ADO.NET driverを利用したデータベース接続がご利用いただけるようになりました。
データベースセットアップのダイアログ(旧データベース接続の設定ダイアログ)により、直感的にデータベースとの接続ができるようになりました。
多くのデータベースオプション設定が追加されました。

最新のVisual Basic Scripting エディタ

新しいスクリプトエディタでは様々なスクリプトをラベルファイルから簡単に利用できるように機能が向上されました。
コードスニペットの機能が追加されたことにより、BarTender特有のVBスクリプトオブジェクト、プロパティや関数を簡単にご利用いただけるようになりました。

RFIDとバーコードエンコーディング

BarTender2016では、RFIDのエンコーディングが大きく拡張されました。
EPC URI synEPC URI syntaxの追加および、1つのドキュメント毎にRFIDのセキュリティが設定可能となりました。
Administration Console
BarTenderセキュリティセンターはBarTender管理コンソールに移行され、多くの機能で追加、改善が行われました。
管理者は、インテグレーション(旧Commander機能)、セキュリティ設定、BarTender関連サービスの監視およびBarTenderシステムデータベースを管理いただけます。

Tag: BarTender V2016

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